概要
ここでは以下の専門的な技術上の定義についてご覧いただけます。
- ユニークビジタートラッキング (追跡)
- ログ分析器
- 人間による事象
また、以下の情報もご覧いただけます。
- ユニークビジタートラッキングとログ分析の違い
- ログ分析器がさらに高い数値を示す理由
- ブラウザ事象とサーバー事象の違い
- 法人のファイヤーウォールとインターネットサービスプロバイダーの盾の後ろでユニークビジターをトラッキング
- ユニークビジタートラッキングにクッキーを使用する利点
- ヒットに代わってページ閲覧を測定
- 検索エンジンスパイダー及びロボットのトラッキング
- 人間による事象とユニークビジターのアクティビティに特化したOpentracker
人間による事象 VS サーバーアクティビティ
トラッキングサービスが示すビジター数は、なぜログ分析器によって記録された統計より低いのでしょうか。答えはユニークビジタートラッキングとログ分析の違いにあります。ログ分析器は測定可能なアクティビティをすべて記録しますが、トラッキングサービスは人によるアクティビティとサーバーアクティビティを見分けます。
トラッキングサービス統計はログ分析統計より低い数字を示します。これはトラッキングサービスが、より少ないビジターを記録するからではなく、トラッキングサービスではビジターの定義がより厳密であるためです。トラッキングサービスは、ビジターを重複記録せず、しかも人によるクリック行為だけをビジターとみなすことを確実にするために最善をつくしています。
トラッキングサービスがログファイルより低いアクセス数をレポートするのは、質の良いトラッキングサービスは以下の要素をユニークビジターまたは人間による事象と認識しないためです。
- リピートユニークビジター (24時間後)
- ヒット
- 検索エンジンロボット及びスパイダーのアクセス
- ローテーティングIP番号 (すなわちAOL)
何人のユニークビジターが下記のどちらから訪れているかを区別する能力が同様に重要です。
- 同一ISP (Earthlink、At&t、Comcast、Cox等)
- 法人のファイヤーウォール、大規模組織 (マイクロソフト、IBM、アップル等)
さもなければ、これらのすべてのユーザーが同一ビジターとみなされることになります。これはクッキーをトラッキングすることによってのみできる識別です。
可能であれば、トラッキングシステムは人間による事象のみを測定するべきです。
これまで長年に渡り、インターネットにおけるウェブサイトへのアクセスの標準的な測定は「ヒット」によるものでした。 ヒットはウェブサイトへのアクセス数を示す信頼のおける指標とは言えません。 ヒットはブラウザからのサーバーに対する単一の要求です。ビジターがページを閲覧すると、多くのヒットが要求自体およびページの各コンテンツごとに生み出されることになります。
Opentrackerはヒットではなく、ページ閲覧を測定します。
Opentrackerはページ閲覧をトラッキングします。 ページ閲覧は一人の人間による事象です。 また、ページ閲覧は痕跡としても知られています。 各痕跡またはページ閲覧は、特定のウェブページを閲覧した実在の人間を示します。 このように、Opentrackerは人による事象とサーバーブラウザダイアログを識別するのです。
人による事象とビジターの行動に特化したOpentracker。
Opentrackerは長期にわたってビジターを追跡し、ビジターが以前にサイトを訪れたことがあるかどうかを認識する能力を持っています。 Opentrackerはブラウザークッキーを使用して、長期間にわたりユニークビジターを追跡します。
例えば、ユニークビジターのクリックストリームを調べる
ことで、新規ユーザーがどれだけ早くサイトレイアウトに順応するかを見ることができます。
欠点:ビジターがあまりにも早くクリックする場合、すなわち、ページが表示されるのを待たなかった場合、ビジターを認識できないことがあります。
ケーススタディ
Opentrackerとログ分析器の不一致に関する例
ログ分析器は人間と検索エンジンスパイダーもしくはロボットの違いを見分けません。 検索エンジンスパイダーもしくはロボットは、インターネット上のすべてのページを検索し記録するサーチエンジンによって送り出されたデバイスです。 つまりログ分析器は、ある一定期間内に、サイトの人気度によっては数百のビジターを余分に記録するかもしれないということです。サイトの人気が高ければ高いほど検索エンジンロボットがより頻繁に訪れることになります。 コンテンツを頻繁に更新している場合は尚更です。
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