概要
ここでは以下に関する情報がご覧いただけます。
- 成功しているサイトが用いる戦略
- コミュニティの構築
- コミュニティの測定
- 「カスタマーロイヤルティ」―リピーター
- サイトを実際の店舗のように見せる
- アクセスパターンからの学習
- アクセス統計に基づくコンテンツ管理
サイト訪問者へのコミュニティー構築(および測定)
Amazonやebay、Hotmail/MSN、Yahooのようなサイトの秘訣は「カスタマーロイヤルティ」、つまりリピーターのコミュニティです。これらのサイトは信用を築き上げています。
自分のサイトにもこのプロセスを適用するには、まずアクセスコミュニティの比較評価を行います。
これらの人々を想定し、お店に出入りする姿を思い描くと良いでしょう。
測定したいくつかのサイトは30~40%というかなり高い再訪問率を示しています。この訪問者のグループは、カスタマー‐クライアントベースのコミュニティです。したがって、もしコミュニティメンバーが10万人とすると、ある期間、例えば2カ月にわたってサイトを訪問し去っていく人数が小都市人口レベルであることを示しています。これは、人々が何らかの方法で活発に情報を利用していることを意味します。
この情報の役に立つ面は、「ページ閲覧」のみから推定できるものではないかもしれませんが、ページ閲覧がユニーク訪問者に関連している場合であれば興味深いものとなります。例えば、平均的な訪問者が何ページ閲覧したかが分かります。
コミュニティの動向を知るための指標があります。新規訪問者から成るコミュニティはほとんど変動しません。この時点で分かっていることは、例えばキャンペーン等が新規訪問者を生成するということだけです。したがって、再訪問者のコミュニティを構築し、行動を研究してみることが最も有益です。コミュニティは、定期的に戻ってくるopentrackerにあります。このコミュニティに、以前よりサイト訪問数が減少し閲覧時間が少なくなった、使用する情報も減少し始めたといった兆候が現れはじめたら、インジケータを見てそのような変化が生じている理由を評価しましょう。
ウェブサイトを実際に人が出入りするお店と想定
お店と実際の人間を想定することは、サイトのパフォーマンスを測定し、人々が実際にお店でしていることを想定してみるための良い方法です。
ここで、数字は人々が作り出すものであるということに留意するのがコツです。サイトを設計したときの思惑通りに人々は動いていますか。
人々の挙動について検討できる統計値は、どのページが一番よく閲覧されているかを示す一覧です。これは、お店のどの部分が最も人気があるかを教えてくれます。ページをお店の棚あるいはセクションとしてイメージしてみてください。お客様の決定を手助けする「スタッフ」がいますか。
コンテンツ管理の際に最も注意を引くのは、アクセス数が非常に多いページです。
また、あるページに多くのページ閲覧があった場合、少数の人々によって閲覧されているのかもしれないということに留意してください。したがって、ページ閲覧数が多いというだけで、そのページに焦点を合わせるのは堅実とは言えません。例えば、絶えず更新されるフォーラムやチャットページのある多数のサイトを測定しますが、これは比較的わずかな人数の人が多くのページ閲覧を生み出した結果なのです。このようなページは、マーケティングの最適化を目的としている場合には注意する必要はありません。
統計から学ぶこと―概要
最も興味深い統計は、何がページ内で起こっているか、つまりページでの滞在時間を示します。平均的に閲覧時間は20秒以上であれば現実的にはかなりよい数字といえます。ほとんどの場合10秒以下でクリックして去ってしまいます。したがって、人々が読んだり、また戻ってくる場合は、サイトは実際に使用されており、人々が情報をチェックするために戻ってきたり、リサーチや購入を行っているということです。より興味を引き付ける最も重要な情報が何であるかはご存知でしょう。新聞では、読者が1ページに費やす時間を知ることはできません。これは、ウェブサイトのもつ大きな比較利点だと言えます。
目標は、統計を取りそしてそれを利用して、販売戦略を改善することです。これがトラッキング、つまり重要なページへの訪問者に関するパフォーマンスに基づいて販売戦略(すなわち、ページコンテンツ)を評価することです。
- 重要なページを特定
- 統計に基づいて訪問者の行動を評価
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