概要
ここでは、以下に関する説明と理論上の定義がご覧いただけます。
その他にも以下に関する情報が含まれています。
- 3種類のカウンタの違い
- カウンタが必要な理由
- カウンタを選択する際に問題とすべき重要事項
- カウンタのさまざまな機能
- カウンタの主な違い
- カウンタの対象の限定
- 有料カウンタ vs 無料カウンタ
- カウンタによって明らかにされる詳細のレベル
- 多くのカウンタが無料である理由
- トラッキングシステムへのカウンタの発展
ヒットカウンタ、ページカウンタ、ウェブカウンタ - その違い
3つともカウンタであり、ウェブサイトまたはウェブサイト内のページに発生した訪問の数を表示するデバイスです。重要な違いは以下の通りです。
- 測定されるページ数 (単一または複数)
- ツールにかかる費用 (無料 vs 有料)
- ウェブサイトまたはページデータにアクセスする方法
- どこまでさかのぼったデータが入手できるか
- 反復クリックの記録を防ぐセキュリティ機能
カウンタを使用する主な理由は、ページやサイトに何人の人が訪問したかをあなた自身や訪問者に通知するためです。
どの製品を使用すべきかを決める際には、支払っても構わないと思っている費用と求めている情報のタイプを決定しなければなりません。
テクノロジーの形式として多く見られるように、一般的には代価を払えばそれだけのものを得ることになります。有料のカウンタやトラックオプションは、より高い品質のさらに詳細な情報を提示してくれます。また、どのオプションを選ぶかによっては、統計を生成し分析するという点で、ある作業が必要になることもあります。
なぜ多くのカウンタは無料なのでしょう。それはカウンタをページ上にインストールすることによって、代わりにカウンタの製造会社へのbacklinkが提供されるからです。これは検索結果で高いリスティングを得るために使用されます。
また、ほとんどのサービスが最低限のカウンタを無料で提供しています。サイトアクセスに関して詳細を知りたい場合は、アップグレードと支払いが必要になります。
ヒットカウンタ
ヒットカウンタは、訪問者がウェブサイト上の単一ページを閲覧した回数を数え表示します。通常はホームページ上にヒットカウンタが表示されます。ヒットカウンタは、公開にも非公開にもできます。非公開(見えない状態)の場合は、ウェブマスターだけが何回ページが閲覧されているかを確認することができます。理論的には、ヒットカウンタは訪問者のブラウザによって配信されたサーバーに送られた要求を測定します。訪問者のブラウザがサイト上のページを参照する要求を出すたびに、この要求は、サーバーを通してリレーされます。これがヒットと呼ばれるものです。
ログ分析が「ヒット」の解釈に関係するため、混乱を招きやすいかもしれません。ログファイルが記録するヒット数ははるかに多く、個々の人による「ヒット」や「クリック」は個別に表しません。総合して考えると、ログファイルに記録されるヒットはそれぞれ単一の情報(例えば、gifのようなグラフィック)を表し、総合的にページ閲覧を形成します。ログファイル分析では、グラフィック等に関しては、呼び出されている情報の量によっては、ひとつのページ閲覧が何十ものヒットを発生させることもあります。したがって、使用しているシステムでのヒットの定義を常に確認することが重要です。
ヒットカウンタの利点は多くが無料であることです。インストールが簡単でサイトのイメージに合うようにグラフィックを変更することができます。また、時間と知識があればは、オリジナルのヒットカウンタやページカウンタを作成することができる多数のスクリプトも無料でダウンロードできます。ご覧になりたい場合は、お好きなサーチエンジンに「ヒットカウンタスクリプトダウンロード」を入力してみてください。
ヒットカウンタの欠点は、異なる訪問者が何人であるか示してくれないことです。また、常に測定期間を示してくれるというわけではありません。しばしばデータがカウンタのインストール時点までに至るというのはおもしろいですが、傾向を分析する助けとはなりません。
ページカウンタ
本質的には、ページカウンタとヒットカウンタは同じものです。サイト上のページを閲覧した訪問者の数をコード行とグラフィックデバイスを使って表示します。ページカウンタは、それがインストールされたページの統計を測定し表示するだけです。理論的には、ヒットカウンタはページカウンタであり、同じ情報を測定し提示します。ただ名前が違うというだけです。単一ページのヒットを数えるのに通常使われるヒットカウンタと対照的に、ページカウンタは、しばしばウェブサイト内の複数ページに関するページ閲覧を測定するサービスを提供してくれます。
ウェブカウンタ
ヒットカウンタやページカウンタのように、ウェブカウンタは、ウェブサイトが受けた訪問者の数を測定し表示してくれるコードとグラフィックデバイスの組み合わせです。ウェブカウンタは、通常複数ページを測定するのに使用されます。ウェブカウンタは訪問者トラッキングに一歩近づいたものです。ウェブカウンタによっては、訪問者数と閲覧されたページ数といった追加統計を提供してくれます。例えば、200人の訪問者が期間内に345ページを閲覧した、等です。さらに、ウェブカウンタは分析を行います。例えば、どのページが最も多くの訪問を受けるかを示す比較概要を提供します。
トラッキングシステム
次のステップはトラッキングシステムです。トラッキングシステムは、クリックストリームを記録することによって、訪問者が訪れたページからページまでの経過を図にする追加機能を提供してくれます。また、トラッキングシステムは、どの検索用語がサイトを見つけるのに使用されたかを示してくれます。Opentrackerには、これらのサービスの両方が含まれています。さらに、トラッキングサービスは、データが記録されていた期間中にも利用可能な完全な総合レポートを提供します。トラッキングシステムは、特定の質問に答えるように設計されており、例えばマーケットを特定するためにクリックストリームと訪問者のプロフィールを合わせたりします。製品あるいはサービスを提供している場合、関心を持った顧客がどの特定のリファラまたはISPから訪れるのか確かめることができます。そして、お客様に手が届くよう、さらに取り組んでいくことができます。ホームページの色から新規販売戦略に至るまでどのような変更の効果でも測定する等、更に一歩踏み込んだこともできます。
トラッキングシステムを利用すれば、訪問者が何をしているのかを推測する必要はありません。クリック毎に更に詳細や訪問者が何をしているかが分かれば、コンテンツ管理に関する決定を下すのがより容易になります。Opentrackerは、効果的に分析しウェブアクセスに反応させる能力を念頭においた目標を主として設計されています。
Opentrackerはログファイルやログファイル分析の一歩先を行く比較的ユニークなもので、非常に詳細な訪問者の行動と訪問者プロフィールデータを記録し、長期間にわたってユニークビジターをトラック(追跡)します。私たちはデータをホストし、簡単に利用できるようにします。インストールが必要なソフトウェア、ダウンロードするもの、生成するレポート等は一切ありません。パスワードで保護された統計にリモートでアクセスするため、必要なのはインターネットとの接続だけです。
まとめ
以下はカウンタを考慮する際に問題とすべき重要な事項です。
- 測定対象は何か?
- 1ページまたは複数ページ内が対象か?
- ユニークビジターを数えるか?
- ページ間で比較をしたいのか?
- 統計に簡単にアクセスできるようになりたいか?
- どこまでさかのぼったデータが入手できるようになりたいですか。
- 情報を公開したいですか。
- ご使用のシステムでは「ヒット」はどのように定義されていますか。
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